この度、名古屋で開催された サイボウズの企業イベント【Cybozu days 2019】に参加してきた。
サイボウズと言えば、革新的な制度で新しい働き方を発信していることで注目されている。
働くことについて様々なキーワードから色々と考えさせられた。
自分なりの解釈も入れつつ簡単にまとめてみた。
会社(カイシャ)はモンスター
まず一般的な概念として、「会社」とは法律の下に制定された人格である。
それであるにも関わらず、社員に次のような感情を抱かせることがある。
- 会社の方針なら仕方ない
- 会社のために頑張らないと
- 会社に迷惑をかけちゃいけない
- うちの会社はわかってない
これに対して、青野社長は、実体が見えない言わばモンスターのようなものと説明している。
会社のためにと働くことは悪いことではないが、打ち負かされないようにする重要性も説いている。
また、モンスターを増大させないことも意識しなくてはいけないと述べている。
(詳しくは青野社長の書籍を参照)
これからの”優秀”とは
「新マネージャー論」では、山田副社長は“優秀”の概念は次の通りシフトしていくと考察している。
- 「記憶」から「検索」へ
- 「常識」から「非常識」へ
- 「思考」から「行動」へ
- 「同調」から「個性」へ
今後、マネージャーの在り方は変わっていくだろうと語っている。
今後どうしていくか
これらの話を聞いて、腑に落ちることもあるし、まだまだ同意できていないこともある。
ただ、今までの世の中の流れに乗って進んでよいものか疑問は湧いてくる。
30-40代の僕らの多くは
昭和時代に策定された教育システムの下で学び、
高度経済成長を経験した企業で仕事のキャリアをスタートしている。
そして、ビジネススキル向上や業務改善、働き方改革など色々と要求されてきた。
でも、社会ルールは今後変わって、必要とされるものも変容していくのだろう。
きっと実際にはもう変わり始めているんだと思う。
それを見据えて、日々、判断・行動していく方が良い。
また、育休を3度経験している青野社長はキャリアブレイク(育休、産休など)についこのように述べている。
「休み=損失」ではない。その期間に社外のこと、世の中のことを知れる機会である。
僕自身、休職を通じて日々様々な経験をできている事は何事にも代え難いものだと実感している。
誰と、何処で、何をするのか(したいのか)そんな価値基準と市場価値を照らし合わせながら、次のキャリアを選択していきたい。
幸い僕には、色んな刺激や情報をくれる仲間が周りにはいっぱいいる。
おかげで、考えること、動くこと、変わることをサボらずにいられる。
視点を変えれば、誰もが先生にもなりえる。実際に3歳の甥っ子にも日々、思考の枠の外し方を実演して見せてもらっている。
動こう。
歩みを止めた瞬間に、僕はきっと「オジサン」になってしまうのだろ。
歳を取るのは構わない。
口よりも足を動かせるように歳を重ねたい。
甥っ子・姪っ子ともっともっと接して、下の世代の価値観にも敏感で有りたいと思う。
ルール変更はいつ来るか分からない。
準備に早すぎるなんてことはきっとないだろう。

1982年生まれ 愛知県豊田市出身
- アウトドアフィットネス インストラクター
- 世界遺産ランナー
- 万里の長城マラソン アンバサダー
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